蜂の子のチカラ

ビタミンの必要量はわずかですが、身体の機能維持には欠かせないものです。体内では合成できませんので食品から摂取する必要がありますが、蜂の子にはビタミンが豊富に含まれています。今回は、蜂の子に含まれるビタミンの種類や効果についてご説明します。

蜂の子に含まれるビタミンの種類と効果

蜂の子に含まれるビタミンは相互、または、他の栄養素に作用して美容・健康効果を発揮しています。

ビタミンC

強い抗酸化力を持ち、免疫力を高め、皮膚や血管の老化を防ぎます。また、アミノ酸のコラーゲン生成の補酵素として働き、細胞の結合を助けて骨や皮膚の形成を促進します。コラーゲンは保湿成分でもありますので、肌に潤いも与えます。

ビタミンB1

別名チアミン、消化された炭水化物がブドウ糖からエネルギーに変換される際に必要なビタミンです。エネルギー生成で生じる疲労物質が体内に蓄積しないようにも働きますので、疲労回復のビタミンとも呼ばれます。中枢神経、末梢神経、筋肉の機能を正常に保ちます。

ビタミンB2

「美容のビタミン」「発育のビタミン」などと呼ばれ、三大栄養素の代謝促進、エネルギー生成などの作用があります。とくに脂肪の代謝、新陳代謝を促進し、皮膚や粘膜の健康維持、美肌に欠かせないビタミンです。

ビタミンB6

タンパク質の代謝促進、アミノ酸のエネルギーへの変換に関わります。健康で丈夫な骨や筋肉、内臓、皮膚、毛髪、爪などの生成を助け、成長を促進します。アレルギー症状の抑制、免疫力向上、脂質代謝促進、精神安定、ホルモンバランスの正常化など多くの効果があります。

ナイアシン

三大栄養素をエネルギーに変換する酵素をを助ける補酵素として働き、体内でのエネルギー生成の60～70％に関わっています。糖質や脂質をエネルギーに変換し、細胞や内臓の活動、体温の維持、身体活動の源となっています。また、アルコールの分解促進、皮膚や粘膜の健康維持、脳神経の正常な活動、抗酸化ビタミンC・Eの作用にも関わっています。

パントテン酸

三大栄養素の代謝を促進してエネルギーの生成を促進します。また、ストレスへの抵抗力、動脈硬化予防などにも効果があり、全身の細胞の健康維持に欠かせない栄養素です。

ビオチン

糖質を分解してできるブドウ糖のエネルギー変換の過程で発生する疲労物質乳酸のブドウ糖への糖新生、アミノ酸のブドウ糖への変換などに補酵素として働きます。皮膚や毛髪の健康維持、筋肉の柔軟性維持、アトピー性皮膚炎の改善などに効果があります。また、糖代謝を促進することから、高血糖の改善にも効果があります。

ビタミンは栄養の代謝に関わる重要な成分です。蜂の子には多くのビタミンが自然な形で豊富に含まれていますので、副作用の心配もありません。食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

[出典]
蜂の子とビタミン
https://www.calgold.com/roadtrip/
蜂の子に含まれているビタミンについて
https://www.familyrightsassociation.com/bin/white_papers-articles/burden_of_proof_begone.htm
耳鳴りに効果的なビタミン群を含む蜂の子
https://www.charlestonwine.com/firefly/