蜂の子のチカラ

蜂の子と自律神経の関係

栄養豊富な蜂の子には必須アミノ酸トリプトファンが含まれ、自律神経の乱れを整える働きがあります。自律神経の働きを改善することにより多くの健康効果が得られます。今回は、蜂の子の自律神経調整効果についてご説明します。

精神安定効果

蜂の子に含まれるトリプトファンは、肝臓や腎臓で代謝されるとエネルギー源となりますが、脳に運ばれると、ビタミンB6やナイアシン、マグネシウムなどと結びつき神経伝達物質セロトニンを生成します。セロトニンは、ドーパミンやノルアドレナリンなどの活動を抑制して興奮や不安を軽減し、精神を安定させる働きがあります。精神の安定は身体機能のバランスも改善します。

不眠改善効果

トリプトファンは、松果体でセロトニンからメラトニンへと合成されます。トリプトファンは昼夜で血中濃度が変化し、昼は低く、夜は高くなることで覚醒のリズムや身体機能を調整します。そのため、身体の一日のリズムを作り、睡眠を正常にする働きがあります。メラトニンの生成は光量にも関係していますので、朝日を浴びたり就寝時に暗くすることで効果は高くなります。不眠の解消や睡眠の質の改善は交感神経・副交感神経の働きにもメリハリが生まれます。

耳鳴り・難聴改善効果

精神が安定し睡眠が改善することで、自律神経の働きはいっそうよくなります。精神的・肉体的ストレスも軽減されますので、疲労回復にも効果があり、耳鳴りや難聴の改善に効果があるといわれます。ストレスを受けると、疲労伝達ホルモンコルチゾールの分泌が促進されます。その受容体の多くが耳の蝸牛周辺に存在しているため、分泌が多くなると聴力に影響を与えることになります。精神が安定しストレスが軽減されることにより血中のコルチゾールの分泌が低下することで耳鳴りや難聴が改善されるという報告があります。蜂の子は薬ではありませんので、長期間継続的に摂取することが必要なもので、効果が現れるまでにも個人差があります。

蜂の子を継続的に摂取することで自律神経も整い、身体の不調を改善してくれます。手軽に摂れる蜂の子サプリなどを利用してみてはいかがでしょうか。

[出典]
蜂の子はストレスを和らげる
https://www.aspoonfulofsugar.net/blog/2004/04/coconut_honey_curd.html
蜂の子とセロトニンの関係
http://sachi-bridal.chu.jp/02.html

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